車校の効果測定とは?合格の目安・受ける時期と落ちた時

車校の効果測定の意味と受ける時期を紹介する記事のアイキャッチ。学科教室のパソコンの席

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車校の時間割や案内で「効果測定」という言葉を見て、『それって何?受からないと先に進めないの?』と不安になっていませんか。名前が硬いので、身構えてしまいますよね。

結論から言うと、車校の効果測定は学科の理解度を確かめるための模擬試験です。法律で決められた試験ではなく、本番の学科試験の前に、今どれくらい分かっているかを知るためのものなんです。

この記事を読めば、効果測定がいつあって、何点くらいを目指し、落ちたらどうすればいいかが分かりますよ。

目次

車校の効果測定とは?本番前の模擬試験

先に結論

効果測定とは、車校が学科の理解度を確かめるために独自に行う模擬試験です。問題数・時間・合格ラインは車校ごとに違い、仮免前と卒業前に受けるのが一般的です。

『効果測定って、警察がやる試験なの?』と思う方も多いはずです。実は、道路交通法や施行規則、警察庁の通達を見ても「効果測定」という言葉は出てきません。

車校(自車校とも呼ばれます)が、本番の学科試験の前に教習生の理解度を確かめるために用意しているテストなんです。だから、細かいルールは通っている車校の案内で確かめることになります。

自車校の効果測定とは何を確かめるもの?

自車校の効果測定とは、学科教習で習ったことがどれくらい身についているかを確かめるテストです。本番と同じように〇×で答える形にしている車校が多いようです。

本番の学科試験は、9割以上の正解が必要です。なんとなく分かっている、というくらいでは届きにくいんですよね。

そこで、本番の前に一度「自分の弱い所」を見つける場として効果測定があります。点数で落ち込むより、弱い所が見つかったと考える方が前に進みやすいですよ。

模擬試験・予備試験と呼ぶ車校もある

効果測定の呼び方は、車校によって違うことがあります。案内に「模擬試験」や「予備試験」と書かれていたら、同じ役割のテストかどうか受付で確かめてみてください。

車校の模擬試験とは何か、と聞かれたら「本番の学科試験の前に、車校の中で受ける練習のテスト」と考えておけば大丈夫です。自車校の模擬試験も、名前が違うだけで役割は効果測定と同じことが多いはずです。

呼び方の例中身
効果測定車校が行う学科の模擬試験
模擬試験・模擬テスト本番の形に近い練習のテスト
予備試験本番の前に受けておくテスト

効果測定は2回|仮免前と卒業前の時系列

ここでの結論

効果測定は、仮免の学科試験の前と、卒業検定の前の2回に分けて行うのが一般的です。2回目は「2段階の効果測定」「卒検前の効果測定」と呼ばれることもあります。

効果測定がいつあるのかは、教習全体の流れの中で見ると分かりやすいです。入校から本免までを時系列で並べてみました。

時期できごと決まりの元
第一段階技能12時限と学科(一)10時限を受ける道路交通法施行規則
第一段階の終わり仮免前の効果測定で学科の理解度を確かめる車校ごとの運用
第一段階の終わり技能の教習効果の確認(いわゆるみきわめ)道路交通法施行規則
仮免の前修了検定(技能)を受ける道路交通法施行規則
仮免の前仮免の学科試験と適性試験を受ける道路交通法・施行規則
第二段階技能と学科(二)16時限を受ける道路交通法施行規則
第二段階の終わり卒業前の効果測定(2段階の効果測定)車校ごとの運用
卒業の前卒業検定を受ける道路交通法施行規則
卒業後試験場で本免の学科試験を受ける道路交通法・施行規則
車校の入校から本免までの流れの中で、仮免前と卒業前の効果測定が入る位置を示した図解

効果測定がどこに入るか、仮免の学科試験や卒業検定の条件になっているかは車校によって違います。表の「車校ごとの運用」の行は、一例として見てください。

仮免前の効果測定

1回目の効果測定は、第一段階の学科(一)を受け終えたころに受けるのが一般的です。本番の仮免の学科試験は、警察庁の通達で文章問題50問・30分とされています。

仮免の範囲は、教則の第1章・第4章・第5章・第6章です。中でも第5章「運転の方法」から33問と多く出るので、効果測定でもこのあたりの問題が多く感じられるはずです。

車校の2段階の効果測定

2回目は、第二段階の学科(二)を受け終えたころに受けます。車校の2段階の効果測定は、卒業後に受ける本免の学科試験を見すえた練習です。

本免の学科試験は、文章問題90問とイラスト問題5問で、時間は50分です。仮免では外れていた駐車と停車や高速道路の内容なども学んでいるので、範囲は1回目より広くなります。

卒業前の効果測定で増える範囲

第二段階の学科(二)では、警察庁の教習の標準で次のような項目を学びます。卒業前の効果測定では、こうした内容も問われると考えておくと準備しやすいです。

まとまり学科(二)の項目名(一部)
危険を先読みする危険予測ディスカッション、死角と運転
道路の条件を知る車に働く自然の力と運転、悪条件下での運転
車の扱い自動車の保守管理、駐車と停車、乗車と積載
もしもの時応急救護処置、交通事故のとき
走る準備経路の設計、高速道路での運転

『第一段階の内容はもう出ないよね?』と思うかもしれません。ただ、本免は第一段階の範囲も含めて出るので、卒業前は全体を見直しておく方が安心ですよ。

仮免前の効果測定
  • 第一段階の学科(一)を受け終えたころ
  • 本番は仮免の学科試験(文章問題50問)
  • 範囲は教則の4つの章
卒業前の効果測定
  • 第二段階の学科(二)を受け終えたころ
  • 本番は本免の学科試験(文章90問+イラスト5問)
  • 範囲は第二段階で学んだ所まで広がる

車校の効果測定の合格の目安

ここでの結論

効果測定の合格ラインは車校ごとに違います。自分の目安としては、本番の合格基準と同じ「9割以上」を何度か続けて取れるかで見るのがおすすめです。

『何点取れば合格なの?』というのが、いちばん気になるところですよね。効果測定は車校が独自に行うテストなので、合格の点数も車校が決めています。

車校によっては、合格点を何回取ればよいかが決まっていることもあります。案内に書かれていなければ、受付で聞いておくと安心です。

本番の基準と比べる見方

効果測定の結果は、本番の合格基準と比べてみると、次に何をすればいいかが見えてきます。道路交通法施行規則では、学科試験の合格基準は9割以上の成績です。

本番合格の基準効果測定で目安にしたいこと
仮免の学科試験50問中45問以上の正解30分で50問を解き、45問以上を何度か続けて取る
本免の学科試験100点満点で90点以上文章問題とイラスト問題を時間内に解き、90点以上を続けて取る

本免のイラスト問題は、3つの問いをすべて正しく答えた時だけ2点が入ります。卒業前の効果測定では、イラスト問題の取りこぼしがないかも見ておきましょう。

1回受かっただけで安心しない

1回の合格は、たまたま得意な問題が多かっただけ、ということもあります。2回、3回と続けて基準を超えられるようになると、本番でも落ち着いて解けるようになりますよ。

合格の手ごたえを確かめる
  • 本番と同じ問題数を、本番と同じ時間で解いた
  • 本番の基準を何度か続けて超えた
  • 正解した問題の理由も言える
  • 間違えた問題を教科書で確かめた

点数の記録をつけてみる

効果測定や練習の点数は、簡単でいいので記録しておくのがおすすめです。数字が並ぶと、自分が前に進んでいるかがひと目で分かります。

書く欄書き方の例
受けた日学科を受け終えた週の土曜日
点数と時間何点だったか、何分で解き終えたか
間違えた話題合図の時期、駐停車禁止の場所
次にやること教科書の第5章の合図の所を読む

『点数が低い日を記録するのは気が重い』と感じますよね。でも、低い日の記録こそ、次に読む範囲を教えてくれる大事なメモなんです。

効果測定はいつ受ける?タイミングの考え方

ここでの結論

効果測定は、その段階の学科を受け終えてから受けるのが基本です。後回しにすると、修了検定や卒業検定の予定まで遅れることがあるので、早めに受けておくと安心です。

効果測定をいつ受ければいいか、迷う方もいますよね。受けられる時期や回数は車校によって違いますが、考え方の軸は同じです。

施行規則では、修了検定は第一段階の技能と学科(一)を終えた人だけが受けられます。卒業検定も、技能と学科を全部終えた人だけです。

学科を受け終えないまま効果測定を試しても、習っていない所は解けません。まずは学科を予定どおり受けることが、効果測定の近道なんです。

技能の予定と重ねて考える

施行規則では、第一段階の技能教習は1日2時限までとされています。技能の予約だけでは1日の空き時間が出やすいので、その時間に効果測定を入れるのも一つの方法です。

例えば、技能を1時限受けたあとに学科を受け、空いた時間に効果測定を受けると、通う日数を増やさずにすみます。効果測定を受けられる時間帯は車校ごとに違うので、時間割で確かめておきましょう。

通い方効果測定を入れやすい場面の例
放課後に通う高校生学科を受け終えた週の、技能の前後の空き時間
平日の夜に通う社会人休日に技能を受けに行く日の空き時間
合宿で通っている人教習の合間に、宿に戻る前の時間

期限から逆算する

車校の教習には期限があります。施行規則では、普通免許の教習は9か月以内に修了することとされています。

期限中身出典
入校から9か月普通免許の教習を修了する期限道路交通法施行規則
修了検定の日から3か月修了証明書で仮免の技能試験が免除される期間道路交通法
卒業検定の日から1年卒業証明書で本免の技能試験が免除される期間道路交通法

効果測定で足踏みしている間も、期限は進んでいます。『まだ大丈夫』と思っているうちに時間がたってしまうこともあるので、早めに一度受けておきましょう。

効果測定までの進め方
  1. その段階の学科を全部受ける
  2. 受けた範囲を教科書で読み返す
  3. 学習システムや問題で範囲ごとに解く
  4. 時間を計って通しで解く
  5. 手ごたえがあれば効果測定を受ける

効果測定に落ちた時の進め方

ここでの結論

効果測定に落ちても、車校の案内に沿って受け直せます。受け直す前に、間違えた範囲を教科書で確かめておくのが基本の流れです。

効果測定に落ちると、『自分だけできないのかな』と落ち込みますよね。でも、本番の前に弱い所が分かったのは、むしろ良いことなんです。

受け直しのルール(いつから受けられるか、何回受けられるか、料金がかかるか)は車校によって違います。まずは受付や案内で確かめてみてください。

落ちた日にやること

やること理由
間違えた問題の話題をメモする次に読む教科書の範囲が決まる
知らなかったのか、読み違えたのかを分ける直し方が変わる
受け直しの日を決めるだらだら先延ばしにしない
効果測定に落ちた日から受け直すまでにやることを順に並べた図解

「知らなかった」問題は、教科書のその範囲を読み直します。「読み違えた」問題は、問題文のどの言葉を見落としたかを確かめるのが効きます。

よくある失敗

落ちた直後に、同じ問題を何度も解いて答えの並びを覚えてしまうことです。点数は上がっても、問題が変わると解けません。答えの理由を言えるかどうかで確かめてみてください。

ひっかけの見抜き方は、車校の効果測定の問題|ひっかけの見抜き方で詳しく紹介しています。

何回落ちても学科の結果と運転の向き不向きは別

何回か続けて落ちると、運転そのものに向いていないのでは、と考えてしまう方もいます。でも、学科のテストの結果は勉強のやり方で変わるものです。

分からない所が続く時は、指導員に聞いてみましょう。例えば、こんな聞き方があります。

「合図の時期の問題でいつも迷います。右折と進路変更の違いを教えてもらえますか」

具体的に聞くと、答える側も教えやすくなります。教科書のそのページを開いて持っていくと、話がさらにスムーズですよ。

車校の効果測定でよくある相談

ここでの結論

よく読まれている相談は「学習システムだけで受かるか」「何回で受かるものか」「合格の記録を残し忘れた」「本免とどちらが難しいか」の4つです。

Yahoo!知恵袋に寄せられた車校の効果測定の相談から、よく読まれているものを選んで要約しました。

相談1:学習システムの問題をやっておけば受かる?卒業前は全範囲やるべき?

車校の学習システムの問題をやっておけば効果測定に受かるか、卒業前の効果測定では全範囲を勉強した方がいいか、という相談です。とても多く読まれていました。

学習システムの問題で答えの理由まで言えるなら、効果測定に向けた力は十分ついています。ただ、答えだけを覚えている状態だと、言い回しが変わった時に迷ってしまいます。

卒業前の効果測定は、本免の学科試験の練習でもあります。本免は第一段階の内容も含めて出るので、仮免の範囲も軽く見直しておくと安心です。

見直す時は、仮免の前に作った間違いのメモから読むのが近道です。一度つまずいた所は、時間がたつとまた忘れやすいからです。
メモが無い人は、教科書の標識の一覧と、数字が出てくるルールの所から見直してみてください。

相談2:みんな何回くらいで受かっている?

効果測定に何回か落ちてしまい、周りの人が何回で受かっているのか知りたい、という相談です。

何回で受かるのが普通、という公的な数字はありません。回数を気にするより、落ちるたびに間違える範囲が減っているかを見てみてください。

範囲が減っていれば、ちゃんと前に進んでいます。同じ範囲で何度もつまずくなら、その範囲だけ指導員に質問してみるのが近道です。

相談3:合格画面を残し忘れた。点数の記録は残っている?

学習システムで効果測定に合格したのに、合格した画面を残し忘れてしまった、という相談です。

合格の記録がどう残るかは、車校の仕組みによって違います。『もう一回受け直しかな』と焦る前に、まずは車校の受付に事情を伝えて確かめてみてください。

受けた日と時間を伝えると、確かめてもらいやすくなります。次からは、合格したらその場で受付に伝えるか、案内にある手順を確かめておくと安心です。

相談4:効果測定と本免の学科試験、どちらが難しい?

車校の効果測定と、運転免許センターで受ける本免の学科試験、どちらが難しく感じたかを聞いている相談です。

難しさを比べた公的なデータはなく、感じ方は人によって分かれます。ただ、どちらも教則の範囲から出るので、準備することは同じです。

効果測定で本番と同じ問題数と時間を練習しておけば、本番の雰囲気にも慣れやすくなります。効果測定を「本番のリハーサル」と考えて使ってみてくださいね。

教習の予定に迷ったら

効果測定で足踏みして、技能の予約も空いてしまうと、卒業までが遠く感じますよね。『予定がなかなか進まない』という方もいるかもしれません。

これから車校を選ぶ人や、短い期間でまとめて取りたい人は、車校や合宿免許の探し方も知っておくと選択肢が広がります。通いで自分のペースで進めるのも、もちろん良い選び方です。

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よくある質問

車校の効果測定とは何ですか?

車校が学科の理解度を確かめるために独自に行う模擬試験です。法律で決められた試験ではないので、問題数や合格ラインは車校ごとに違います。仮免前と卒業前に受けるのが一般的です。

効果測定の合格点は何点ですか?

合格点は車校が決めているので、通っている車校の案内で確かめてください。自分の目安としては、本番の学科試験と同じ9割以上を続けて取れるかで見ると分かりやすいです。

効果測定に受からないと仮免の試験を受けられませんか?

効果測定と仮免の学科試験の関係は車校によって違います。受け直しの方法と、仮免の学科試験までの予定を車校の案内で確かめておきましょう。

2段階の効果測定は何が違いますか?

第二段階の学科を受け終えたころに受ける、卒業前の効果測定です。卒業後の本免の学科試験を見すえた練習なので、範囲は仮免前より広くなります。

自車校の効果測定は勉強しないで受けても大丈夫ですか?

受けること自体はできますが、学科を受け終えていない範囲や読み返していない範囲は解けないことが多いです。受けた学科の範囲を一度読み返してから受けると、結果を次の勉強に生かしやすくなります。

効果測定は何回でも受けられますか?

受けられる回数や間隔、料金がかかるかは車校によって違います。受付や案内で確かめてから、次の受験の日を決めると予定が立てやすいです。

まとめ

この記事の要点
  • 車校の効果測定は、車校が独自に行う学科の模擬試験
  • 仮免前と卒業前(2段階の効果測定)の2回に分けて受けるのが一般的
  • 合格ラインは車校ごと。自分の目安は本番と同じ9割以上を続けて取ること
  • 学科を受け終えてから、早めに受けておくと予定が遅れにくい
  • 落ちたら間違えた範囲を教科書で確かめてから受け直す

学科の時限数や受ける順番は、車校の学科教習とは?で紹介しています。車校の全体の流れは車校とは?でまとめています。

車校ガイド

車校ガイド 編集部

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