車校の選び方|近くで探す時に比べるポイントと探し方

車校の選び方を近くの車校の比べ方と探し方で紹介する記事のアイキャッチ。教習コースと地図を持つ手元

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免許を取ろうと決めたものの、『近くの車校がいくつかあって、どこにすればいいか分からない』と迷っていませんか。家から近い所にするか、友達と同じ所にするか、決め手がないと悩みますよね。

結論から言うと、車校の選び方は最初に「指定教習所かどうか」を確かめるのが出発点です。そのあと「通いやすさ」「予約の取りやすさ」「料金の中身」「合宿という選択肢」の4つで比べると迷いにくくなります。

この記事を読めば、候補の車校を同じ物差しで比べて、見学や電話で何を聞けばいいかが分かります。

目次

車校を選ぶ前に「指定教習所」かを確かめる

先に結論

車校には、公安委員会の指定を受けた「指定自動車教習所」と、そうでない教習所があります。初めて免許を取るなら、卒業すると試験場での技能試験が免除される指定教習所かどうかを先に見ておきましょう。

『車校ってどこも同じじゃないの?』と思う方も多いはずです。実は、看板やサイトだけでは分かりにくい違いが1つあるんです。

警視庁の案内では、指定自動車教習所を卒業すると試験場での技能試験が免除され、学科試験に合格すれば免許証を取得できると説明されています。指定を受けていない教習所は独自の基準で教えるので、試験場で学科と技能の両方を受けることになります。

比べる所指定自動車教習所指定を受けていない教習所
卒業後の技能試験試験場での技能試験が免除される試験場で技能試験も受ける
仮免の技能車校の中の修了検定で受ける試験場で受ける
教習の時限数・期限規則で決まった基準がある規程がない
試験場へ行く回数最低1回検定ごとに最低3回

試験場へ行く回数は、東京指定自動車教習所協会の説明によるものです。同じ協会は、「公認」は法律上の言葉ではなく、道路交通法では「指定」という言葉が使われているとも説明しています。

指定かどうかの見分け方

見分ける時は、車校のサイトや看板、パンフレットに「○○県公安委員会指定」といった表示があるかを見てみてください。迷ったら、電話で「公安委員会の指定を受けていますか?」と聞けばすぐ分かります。

名前が「教習所」でも「自動車学校」でも「ドライビングスクール」でも、指定を受けていれば中身に違いはありません。車校(自車校と呼ぶ地域もあります)という呼び方の違いも気にしなくて大丈夫です。

よくある失敗

「ほかより安いから」とネットで申し込み、入校してから指定を受けていない教習所だと気づくパターンです。東京都消費生活総合センターも、一括で振り込んだあとに仮免を試験場で受ける必要があると分かった相談を紹介しています。申し込む前に、指定の表示を見ておきましょう。

車校の選び方は4つの物差しで比べる

先に結論

指定教習所なら、教習の時限数や検定の基準はどこも同じです。差が出るのは「通いやすさ」「予約の取りやすさ」「料金の中身」と、そもそも通いにするか合宿にするかの4つです。

『おすすめの車校はどこ?』と聞きたくなりますよね。ただ、人によって通える時間も予算も違うので、全員にとっての正解はありません。

そこでこの記事では、候補の車校を同じ4つの物差しで並べてみる方法を紹介します。

車校を通いやすさ・予約の取りやすさ・料金の中身・合宿という選択肢の4つで比べる図解
物差し見る所確かめ方
通いやすさ家・学校・職場からの距離、送迎バスの経路、通える時間帯地図とバスの時刻表、営業時間を見る
予約の取りやすさ予約の方法、空いている時間帯、混む時期窓口や電話で聞く
料金の中身教習料金に入る物と、別にかかる料金料金表の「別途必要な料金」まで読む
合宿という選択肢まとまった休みが取れるか休みの日数と予定を書き出す

通いやすさ:近くの車校でも「通える時間」で差が出る

近くの車校は、移動の負担が少ないのがいちばんの強みです。ただ、距離だけで決めると「通える時間に教習がない」ということもあります。

例えば、学校や仕事が終わってから行く方は、夜の何時まで教習があるかが大事です。教習の時間割や営業日は車校によって違うので、候補ごとに見比べてみてください。

送迎バスがある車校なら、家や駅の近くにバス停があるかも見ておきましょう。乗り方や注意点は車校の送迎バスの乗り方で紹介しています。

「家の近く」と「学校や職場の近く」のどちらが通いやすいかも、一度考えてみてください。平日は学校帰りに寄り、休みの日は家から行くなど、実際の1週間の動きを思い浮かべると答えが出やすくなります。

車校の場所通いやすい場面気になりやすい所
家の近く休みの日、朝早い時間平日の帰りに遠回りになることがある
学校・職場の近く平日の帰り、空き時間長い休みの間は通いにくくなることがある
駅の近く・送迎バスの経路上天気の悪い日、荷物が多い日バスの時刻に教習の予約を合わせる必要がある

予約の取りやすさ:免許が取れる時期を左右する

ここが大事なところです。道路交通法施行規則では、技能教習は1日に、第一段階で2時限、第二段階で3時限までと決まっています。

1日にたくさん乗れないぶん、予約が取れない日が続くと、そのまま卒業が遅れてしまうんです。国民生活センターは、10月から通っている高校3年生が、教習生が多くて予約が取れず3月になっても仮免まで進んでいないという相談を紹介しています。

文部科学省と警察庁の連絡文書でも、指定教習所は例年1月から3月が繁忙期で、予約を取りづらくなると説明されています。混む時期の考え方は車校の安い時期・空いている時期も参考にしてみてください。

料金の中身:総額より「何が入っているか」

料金は、表示されている金額の大きさより中身で比べるのがコツです。指定教習所は、公正取引委員会などの認定を受けた規約に従い、コース別の教習料金と、別途必要な料金をはっきり表示することになっています。

補習や再検定、予約のキャンセル料金などは、教習料金とは別に表示されることがあります。冬の暖房費のような季節の料金が別になっている車校もあるんです。

料金に年齢の制限や学生限定といった条件がある時は、その条件もあわせて書く決まりになっています。『学生割引があると思ったら対象外だった』とならないよう、条件の欄まで読んでおきましょう。

料金表の読み方は車校の値段はいくら?でくわしく紹介しています。

合宿という選択肢:近くにこだわらない選び方

まとまった休みが取れるなら、遠くの車校に泊まりがけで通う合宿という方法もあります。規約では、合宿の料金には日数分の宿泊料金を含めて表示することになっています。

通いと合宿のどちらが合うかは、休みの長さと予定の組み方で変わります。迷う方は車校は通いと合宿どっちがいい?で比べてみてください。

ここから近い車校の探し方

先に結論

近くの車校は、業界団体の検索ページや都道府県警察の一覧で「指定教習所」を拾い出してから、地図で通いやすさを比べると早く絞り込めます。候補を2〜3校にしてから、見学や電話で中身を確かめましょう。

『ここから近い車校ってどこ?』と地図アプリで探すと、いろいろな施設が出てきますよね。中には指定を受けていない教習所や練習施設もあるので、探す順番を決めておくと迷いません。

近くの車校を探す順番
  1. 全日本指定自動車教習所協会連合会の検索ページや、都道府県の協会のサイトで指定教習所を探す
  2. 家・学校・職場から通える範囲の車校を書き出す
  3. 送迎バスの経路と、通える時間帯に教習があるかを見る
  4. 候補を2〜3校に絞り、料金表と予約の方法を見比べる
  5. 見学や電話で、気になる所を直接聞いてみる
近くの車校を探して候補を絞り、見学や電話で確かめるまでの順番を示した図解

全日本指定自動車教習所協会連合会のポータルサイトでは、普通免許が取れる教習所などを検索できます。全指連ポータル(教習所検索)から探してみてください。

警視庁のように、都道府県警察が指定自動車教習所の一覧を公開している所もあります。お住まいの都道府県警察のサイトも見てみましょう。

近くの自車校を比べる時の表の作り方

候補が決まったら、紙やスマホのメモに簡単な表を作ってみてください。同じ項目で並べると、感覚ではなく中身で選べるようになります。

項目車校A車校B車校C
指定教習所か
家からの行き方(バス・自転車など)
平日の夜・土日に乗れるか
予約の方法
教習料金に入る物
別にかかる料金
途中でやめた時の払い戻し

空欄が埋まらない所は、そのまま見学や電話で聞く項目になります。

見学や問い合わせで聞いておきたいこと

先に結論

国民生活センターは、免許を取るまでの期間・予約の取りやすさ・追加料金の有無・解約の条件をよく確かめるよう呼びかけています。この4つを中心に聞いておけば、入校後の「こんなはずじゃなかった」をぐっと減らせます。

『見学に行っても、何を聞けばいいか分からない』という方も多いですよね。そこで、公的な窓口が呼びかけている内容をもとに、聞くことを並べてみました。

見学・電話で聞くこと
  • 希望する時期までに卒業できそうか
  • 予約はどう取るのか、空いている時間帯はいつか
  • 補習や再検定の料金、キャンセル料金はいくらか
  • 途中でやめた時の払い戻しの条件はどうなっているか
  • 高速道路の教習は実車かシミュレーターか

高速道路の教習を実車でするかシミュレーターでするかも、規約で表示することになっている項目です。気になる方は聞いてみてください。

聞き方の例

例えば、窓口ではこんなふうに聞いてみてください。

「3月までに免許を取りたいのですが、今から入ると間に合いそうですか?」

「平日の夜しか来られないのですが、その時間は予約が取りやすいですか?」

希望の時期が決まっている時は、その事情を先に伝えてから契約を考えるよう、国民生活センターも案内しています。

見学に行った自動車学校の受付カウンターで料金表と予約の案内を確かめる場面の写真

見学の時に目で見ておきたいこと

話を聞くだけでなく、その場の様子も見ておくと参考になります。例えば、平日の夕方に行ってみると、自分が通う時間帯の混み具合がなんとなく分かります。

待合室や学科教室の雰囲気、予約の機械や受付の並び具合も見ておきましょう。『ここなら通えそう』と思えるかどうかも、続けるうえでは大切な決め手なんです。

契約の前に知っておきたいこと

東京都消費生活総合センターは、教習所は一度契約すると解約は規約に従うことになり、返金が難しい場合が多いと呼びかけています。払い戻しの条件は、申し込む前に書面で見ておくと安心です。

入校してから困った時は、まず車校のスタッフに相談してみてください。それでも解決しない時は、消費者ホットライン188で消費生活センターに相談できます。

補足

指定教習所の教習は、道路交通法施行規則で9か月以内に修了することになっています。通える日が少ない方は、この期限の中で無理なく通えるかも見学の時に相談してみてください。期限のくわしい話は車校の期限は9か月で紹介しています。

状況別に見る車校の選び方

先に結論

同じ近くの車校でも、学生か社会人か、平日に通えるか休みにまとめて通えるかで、合う所は変わります。自分の状況に近い行を見て、どの物差しを優先するかを決めてみてください。

『自分の場合は何を優先すればいいの?』という方のために、状況ごとの考え方を表にしました。

状況優先したい物差し見ておきたいこと
高校生で卒業前に取りたい予約の取りやすさ1月から3月の混み具合、学校の決まり
大学生で長期休みがある合宿という選択肢休みの日数、通いとの比べ方
社会人で平日の夜しか通えない通いやすさ夜の教習の時間帯、職場からの行き方
土日にまとめて通いたい予約の取りやすさ土日の予約の取り方、空き具合
予算を抑えたい料金の中身別にかかる料金、延びた時の料金

高校生の場合

高校生は、学校の決まりで在学中の免許取得が認められているかを先に確かめておきましょう。文部科学省は、認めるかどうかは最終的に校長が判断する事柄だとしています。

入れる年齢や時期については車校は何歳から通える?で紹介しています。

大学生の場合

大学生は、長い休みに合わせて通うか、学期中に少しずつ通うかで選ぶ車校が変わります。大学によっては、生協の窓口で車校や合宿免許の案内をしていることもあります。

申し込み窓口の違いや休みの使い方は大学生が車校に通うならでくわしく紹介しています。

社会人の場合

社会人の方は、仕事帰りに寄れるかどうかが続けられるかの分かれ目になりがちです。職場の近くの車校と家の近くの車校を、両方候補に入れて比べてみてください。

まとまった休みが取れるなら、合宿で一気に取る方法も選択肢に入ります。

通いか合宿かで迷ったら

近くの車校は、学校や仕事と並行して自分のペースで通えるのが良いところです。合宿は、決まった日程で集中して進められるのが良いところです。

どちらも正しい選び方なので、まずは候補を広く見てから決めると後悔しにくくなります。近くの車校や合宿免許を探したい方は、下の案内も参考にしてみてください。

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自分に合う車校を探すなら、通いと合宿の両方から

家や学校からの通いやすさ、予約の取りやすさ、まとまった休みで集中して取る合宿免許など、車校の選び方はいくつかあります。地域や日程から車校を探して、自分に合う通い方を比べてみてください。

無料車校・合宿免許を探す

教習の内容・料金・日程は各教習所の案内でご確認ください。

車校選びでよくある相談

先に結論

よく見かけるのは「合宿と通いのどちらがいいか」「条件がほぼ同じ車校で迷う」「教えるのが上手な車校はあるか」の3つです。どれも、時限数や検定の基準が同じだと知っておくと考えやすくなります。

知恵袋などでよく見かける車校選びの相談を、3つ取り上げます。

相談1:合宿は大変?通いならいくらで、どのくらいかかる?

合宿は大変なのか、合宿でなければ費用や期間はどのくらいかという相談です。初めての方ほど気になりますよね。

費用の目安としては、総務省統計局の小売物価統計調査で、AT限定・一般コースの入所から卒業までの総費用が都市ごとに調べられています。期間は予約の取りやすさや通える日数で変わるので、候補の車校に「今から入るといつごろ卒業できそうか」を聞いてみてください。

合宿が合うかどうかは、休みの日数と、慣れない場所で毎日教習を受けるのが苦にならないかで考えてみましょう。

相談2:条件がほぼ同じ2校で迷っている

バス停の近さや金額、平日に乗れる上限など、条件がほとんど同じ車校で迷っているという相談です。

条件が並んだ時は、予約の取り方と、別にかかる料金の中身で差が出ることが多いです。先ほどの表の「予約の方法」「別にかかる料金」「払い戻し」の欄を埋めて比べてみてください。

それでも決めきれない時は、見学で受付の説明の分かりやすさや、質問した時の答え方を見てみるのも一つの方法です。

相談3:教え方が上手な車校や、受かりやすい車校はある?

教習所に強い所や弱い所はあるのか、という相談です。『どうせ通うなら受かりやすい所がいい』と思いますよね。

指定教習所の教習の時限数は規則で決まっていて、卒業検定も試験場の技能試験の例に準じて行うことになっています。つまり、合格の基準そのものは車校によって変わりません。

教え方の合う合わないはあっても、どの車校でも規則にそって教習が進みます。通いやすく、予約が取りやすい所を選ぶほうが、結果的に早く卒業しやすくなります。

よくある質問

車校の選び方で、いちばん大事なのは何ですか?

最初に指定教習所かどうかを確かめることです。そのうえで、通いやすさ・予約の取りやすさ・料金の中身を比べてみてください。

車校は近くと遠くのどちらがいいですか?

通いで取るなら、家や学校・職場から無理なく通える近くの車校が続けやすいです。まとまった休みが取れるなら、遠くの車校で合宿をする方法もあります。

近くの車校は、どうやって探せばいいですか?

全日本指定自動車教習所協会連合会のポータルサイトや、都道府県警察が公開している指定教習所の一覧で探せます。候補を2〜3校に絞ってから、見学や電話で中身を確かめてみてください。

車校の見学では何を聞けばいいですか?

希望の時期までに卒業できそうか、予約の取り方、補習やキャンセルの料金、途中でやめた時の払い戻しの条件を聞いておくと安心です。

申し込んだあとに別の車校に変えられますか?

契約したあとの解約は、その車校の規約に従うことになります。返金が難しい場合も多いので、申し込む前に払い戻しの条件を確かめておきましょう。

まとめ

この記事の要点
  • 車校を選ぶ時は、最初に公安委員会の指定教習所かどうかを確かめる
  • 指定教習所なら時限数や検定の基準は同じなので、通いやすさ・予約の取りやすさ・料金の中身・合宿という選択肢で比べる
  • 近くの車校は業界団体の検索ページや都道府県警察の一覧で探し、候補を2〜3校に絞る
  • 見学や電話では、卒業までの期間・予約・追加料金・解約の条件を聞く
  • 自分の状況に近い行を見て、どの物差しを優先するかを決める

車校選びは、比べる物差しさえ決まれば意外とすっきり進みます。気になる車校が見つかったら、まずは見学か電話で一つずつ確かめてみてください。

車校ガイド

車校ガイド 編集部

車校(自動車学校・指定自動車教習所)の選び方や申し込み・入校準備から、学科・技能教習、効果測定・検定、卒業後の本免試験までを、これから通う人と通っている人が落ち着いて準備できるように整理している情報サイトです。 公式サイト

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