車校のペーパードライバー講習|受けられる内容と申し込み方

車校のペーパードライバー講習の内容と申し込み方を紹介する記事のアイキャッチ。晴れた日の車校のコースと教習車

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免許は持っているけれど、何年もハンドルを握っていない。『いきなり運転するのは怖いけど、誰に教わればいいの?』と迷っている方も多いはずです。

結論から言うと、車校のペーパードライバー講習は、免許を持っている人がもう一度運転に慣れるための練習の場です。内容は「運転操作の思い出し」「路上」「駐車」の3つに分けて考えると、自分に合う講習を選びやすくなります。

この記事を読めば、講習で何ができるのかと、申し込む前に何を確かめればいいかが分かります。

目次

車校のペーパードライバー講習とは

先に結論

車校のペーパードライバー講習は、免許を持っていて運転の経験が少ない人向けの練習です。免許を取るための教習とは別のもので、内容や時間、料金は車校ごとに決められています。

『教習所って、免許を取る人しか行けないんじゃないの?』と思う方もいますよね。実は、車校(自車校とも呼ばれます)の中には、免許を持っている人向けの講習を行っている所があります。

法律の上での位置づけ

道路交通法には、免許を持っている人などに運転の技能や知識を深めてもらう教育について、公安委員会の認定を受けられる仕組みがあります。

この認定の決まりの中には「運転の経験が少ない者に対するもの」という課程の区分があり、いわゆるペーパードライバー向けの講習が当てはまりうるものです。

ただ、「ペーパードライバー講習」という言葉そのものの公的な定義は見当たりませんでした。認定は「受けることができる」という決まりなので、認定を受けずに行われている講習もあります。

免許を取るための教習との違い

比べる項目免許を取るための教習ペーパードライバー講習
受ける人これから免許を取る人すでに免許を持っている人
時限数道路交通法施行規則で決まっている車校ごとに決めている
検定修了検定・卒業検定がある検定はなく、練習が中心
内容決められた項目を順番に学ぶ自分の苦手に合わせて選べることが多い

免許を取るための教習のように、決まった時限数をこなす必要はありません。自分が不安な所を中心に練習できるのが、講習の良いところです。

講習を考える人によくある状況

ペーパードライバーと一口に言っても、運転から離れていた事情は人それぞれです。自分の状況に近い物を見ると、何から練習すればいいかが見えてきます。

よくある状況不安になりやすい所最初に練習したい内容
免許を取ってから一度も運転していない操作の手順そのもの運転操作の思い出し
何年も運転から離れていた交通の流れや道路の変化路上
引っ越しで知らない道を走ることになった道の広さや交差点の形路上
家で使う車が大きくなった車幅の感覚や駐車駐車

例えば、免許を取ってすぐに乗らなくなった人は、まずコースで操作の感覚を取り戻すと安心です。何年かぶりの人は、操作より路上の流れに不安を感じることが多いので、路上の時間を多めにしてもらうと良いでしょう。

講習の内容を3つに分ける|運転操作の思い出し・路上・駐車

先に結論

講習の内容は、大きく「運転操作の思い出し」「路上」「駐車」に分けられます。全部を一度に練習しようとせず、自分が一番不安な所から選ぶのがおすすめです。

『何を練習すればいいかも分からない』という方もいますよね。そんな時は、下のチェックで自分に必要な内容を見てみてください。

ペーパードライバー講習の内容を運転操作の思い出し・路上・駐車の3つに分け、自分に合う内容を選ぶチェック表の図解
内容向いている人練習のイメージ
運転操作の思い出し何年も運転しておらず、操作に自信がない人コースの中で発進・停止・カーブを練習する
路上操作は思い出せるが、一般の道が怖い人車校の周りの道で、交差点や車線変更を練習する
駐車駐車場や家の車庫に止めるのが不安な人車庫入れや縦列駐車の手順を練習する

自分に合う内容を選ぶチェック

講習の内容を選ぶためのチェック
  • ブレーキとアクセルの踏み分けに自信がない(運転操作の思い出し)
  • 運転席に座った時の手順を思い出せない(運転操作の思い出し)
  • 交差点の右折や車線変更が怖い(路上)
  • 通勤や送り迎えなど、走りたい道が決まっている(路上)
  • 駐車場で何度も切り返してしまう(駐車)
  • 狭い場所でのバックが不安(駐車)

当てはまる物が多いグループから練習すると、短い時間でも手応えを感じやすくなります。運転操作に不安が多い人は、まずはコースで感覚を取り戻してから、路上に出るのが安心です。

運転操作の思い出し

久しぶりに運転する時は、座席やミラーの合わせ方から思い出すことになります。交通の方法に関する教則では、座席の背はハンドルに両手を掛けた時にひじがわずかに曲がる位置が目安とされています。

こうした基本を確かめながら、発進や停止を繰り返すだけでも、体が少しずつ思い出していきます。

路上

路上の練習では、実際に走りたい道を想定して練習できるかが大事です。例えば「子どもの送り迎えで通る道を走りたい」と伝えると、似た道を選んでもらえることがあります。

路上で気をつけることは車校の路上教習でも紹介しています。免許を取る時の内容ですが、目線や確認の順番はペーパードライバーの方にも役立ちます。

駐車

駐車が苦手な人は、駐車だけを集中して練習できるかを確かめましょう。車庫入れの目印の見つけ方は車校の方向転換と縦列駐車のコツを参考にしてください。

車校のペーパードライバー講習の申し込み方

先に結論

申し込みは、講習を行っている車校に電話や窓口、サイトから問い合わせるのが一般的です。申し込む前に「内容」「使う車」「時間と回数」「料金に含まれる物」を確かめておきましょう。

『どこに電話すればいいの?』と迷いますよね。まずは家や職場から通いやすい車校が、講習を行っているかを調べるところから始めます。

申し込みまでの流れ

申し込みの流れの例
  1. 通いやすい範囲で、講習を行っている車校を探す
  2. 練習したい内容(操作・路上・駐車)を決めておく
  3. 車校に問い合わせ、内容・時間・料金・予約の取り方を聞く
  4. 予約を入れ、当日の持ち物を確かめる
  5. 当日は免許証を持って、運転しやすい靴と服装で行く

申し込む前に確かめること

確かめる項目聞き方の例
練習できる内容「駐車だけを中心に練習することはできますか?」
使う車「教習車で練習しますか?自分の車でも練習できますか?」
時間と回数「1回あたりの時間と、何回くらい受ける人が多いですか?」
料金「料金に含まれる物と、別にかかる物を教えてください」
予約の取りやすさ「平日の昼と土日では、どちらが予約を取りやすいですか?」

料金や時間の公的な目安は見つかりませんでした。車校によって大きく違うので、いくつかの車校に同じ質問をして比べてみるのがおすすめです。

よくある失敗

料金の安さだけで選んで、練習したかった路上や駐車の時間が取れなかったというパターンです。内容と時間をセットで確かめてから申し込みましょう。

車校の選び方も参考に

講習を受ける車校を選ぶ時も、通いやすさや予約の取りやすさは大事なポイントです。車校の比べ方は車校の選び方でくわしく紹介しています。

これから免許を取る人で、取った後にペーパードライバーにならないか心配な方は、通いやすい車校を選び、卒業後も運転する機会を作ることが大切です。通いか合宿かも含めて、自分の予定に合う形を探してみてください。

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家や学校からの通いやすさ、予約の取りやすさ、まとまった休みで集中して取る合宿免許など、車校の選び方はいくつかあります。地域や日程から車校を探して、自分に合う通い方を比べてみてください。

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講習の前と後にできること

先に結論

講習の時間を有効に使うには、受ける前に「走りたい場面」を決めておくことが大切です。受けた後は、間を空けすぎずに運転する機会を作ると、取り戻した感覚が残りやすくなります。

『せっかく講習を受けても、また乗らなくなったら同じでは』と心配な方もいますよね。講習は受けて終わりではなく、その後の運転につなげてこそ意味があります。

受ける前に決めておきたいこと

講習の時間は限られています。当日に「何をしましょうか」と聞かれて迷うと、それだけで時間が減ってしまいます。

講習の前に書き出しておくこと
  • 運転したい目的(通勤・買い物・送り迎え・旅行など)
  • よく走りそうな道の特徴(大きな交差点・細い道・坂道など)
  • 一番不安な場面を1つ
  • 最後に運転したのがいつ頃か
  • 家で使う車の種類や大きさ

例えば、窓口ではこんなふうに伝えるとスムーズです。

「最後に運転したのは数年前です。買い物で使う駐車場に止められるようになりたいので、駐車を中心にお願いしたいです」

受けた後に運転を続けるコツ

講習で感覚を取り戻しても、また長く空くと不安が戻ってきます。最初は、よく知っている近所の道を、交通量の少ない時間に短く走ることから始めてみてください。

感覚が残りやすい続け方
  • 講習の後、早めに短い距離を運転する
  • 同じ道を何度か走って慣れる
  • 運転に慣れた人に助手席に乗ってもらう
不安が戻りやすい続け方
  • 講習の後、何か月も運転しない
  • いきなり遠出や知らない道を走る
  • 不安な場面を避け続ける

『一人で走るのはまだ怖い』という時は、もう一度講習を受けて、苦手な所だけを練習し直すのも一つの方法です。少しずつ走れる道を増やしていけば大丈夫です。

ペーパードライバー講習でよくある相談

先に結論

「どのくらいの期間と費用がかかるか」「1年運転していなくても講習で乗れるようになるか」「講習の車に付ける標識は何か」という相談が多く見られます。どれも、車校に事前に確かめておくと安心です。

知恵袋などでよく見かける相談を、要約して答えていきます。

相談1:講習はどれくらいの期間と費用がかかるか

ペーパードライバー講習は、何回くらい通って、いくらかかるのかという相談です。

期間や費用は、車校ごとに講習の組み方が違うため、公的な目安はありません。「自分の不安な所はこれです」と伝えたうえで、何回くらいが目安かを車校に聞いてみてください。

相談2:1年運転していなくても、講習を受ければ乗れるようになるか

免許を取ってから一度も運転していないが、講習を受ければ運転できるようになるか、という相談です。

講習は、運転の感覚を取り戻すための練習です。何回で乗れるようになるかは人によって違うので、1回目の後に教官へ「あと何を練習すれば一人で走れそうですか」と聞いてみると、次の目安が立てやすくなります。

相談3:講習の車に付ける標識は何か

講習の時に、車の前後に「仮免許練習中」の標識を付けるのか、という相談です。

道路交通法で前と後ろに付けるよう決められている「仮免許練習中」の標識は、仮免許で練習運転する時のものです。すでに免許を持っている人の講習で何を付けるかは、受ける車校に確かめてください。

車校のコースで、教習車の運転席からハンドルを握る手元の写真

よくある質問

車校のペーパードライバー講習は誰でも受けられますか?

免許を持っている人向けの講習なので、免許証が必要です。受けられる条件や内容は車校ごとに違うので、申し込む前に確かめましょう。

ペーパードライバー講習は自分の車でも受けられますか?

車校によって、教習車で行う所と、自分の車で練習できる所があります。家の車に慣れたい時は、問い合わせの時に聞いてみてください。

講習の料金はどのくらいですか?

料金の公的な目安は見つかりませんでした。車校ごとに内容や時間が違うので、いくつかの車校に同じ内容で問い合わせて比べるのがおすすめです。

講習は1回だけ受ければ十分ですか?

人によって違います。1回目の後に、教官へ「一人で走るにはあと何を練習すればいいか」を聞いてみてください。苦手な所だけをもう一度練習する形で受け直す人もいます。

車校でペーパードライバーを卒業するには何から始めればいいですか?

まずは自分が一番不安な所を、運転操作・路上・駐車の中から1つ選びましょう。そこを中心に練習できる講習を選ぶと、手応えを感じやすくなります。

まとめ

この記事の要点
  • 車校のペーパードライバー講習は、免許を持つ人が運転に慣れ直すための練習
  • 「ペーパードライバー講習」の公的な定義はなく、内容や料金は車校ごとに違う
  • 内容は「運転操作の思い出し」「路上」「駐車」に分けて、不安な所から選ぶ
  • 申し込む前に、内容・使う車・時間と回数・料金を確かめる
車校ガイド

車校ガイド 編集部

車校(自動車学校・指定自動車教習所)の選び方や申し込み・入校準備から、学科・技能教習、効果測定・検定、卒業後の本免試験までを、これから通う人と通っている人が落ち着いて準備できるように整理している情報サイトです。 公式サイト

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