車校の期間はどのくらい?何ヶ月かかるかと長引く原因

車校の期間が何ヶ月かかるかを、通う頻度と予約の取りやすさから説明する記事のアイキャッチ。学科教室の机とカレンダー

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車校に申し込む前は、『免許取れるまで何ヶ月かかるんだろう』と気になりますよね。春までに、夏休み中に、と目標がある人ほど、車校の期間は先に知っておきたいはずです。

結論から言うと、車校の期間は通う頻度と予約の取りやすさでほぼ決まります。この記事では、規則で決まっている最低限の時限数と、週に何回通うと何週かかるかの計算を一緒に見ていきます。

目次

車校の期間はどのくらいかかる?先に答えを出します

先に結論

車校の期間に公的な平均の数字はありません。規則で決まっているのは、技能と学科の時限数、1日に受けられる技能の上限、そして教習を9か月以内に終える期限です。期間はこの枠の中で、通う頻度と予約の取りやすさによって決まります。

『平均何ヶ月なの?』と知りたい方は多いはずです。ただ、警察や業界団体が車校の平均期間を出している資料は、調べた範囲では見つかりませんでした。

だから「平均は○か月」と一つの数字で覚えるより、自分の通い方で計算してみるほうが当てになります。そのための材料を順番に並べますね。

規則で決まっている時限数

道路交通法施行規則では、免許を持っていない人が普通免許を取る時の時限数が決まっています。1時限は50分です。

区分AT(オートマ)MT(マニュアル)
第一段階の技能12時限12時限
第二段階の技能19時限23時限
技能の合計31時限35時限
学科(一)10時限10時限
学科(二)16時限16時限

これは最短の数で、技能は身につき方に応じて延長されます。MTのほうが第二段階の技能が多い分、期間も少し長めに見ておくと安心です。

1日に受けられる技能の上限

同じ規則で、1日の技能教習は第一段階で2時限、第二段階で3時限までと決まっています。3時限の日も、3時限を続けて受けることはできません。

つまり毎日通えたとしても、技能だけで第一段階に6日、第二段階に7日はかかる計算です。ここに検定や学科、仮免の手続きが加わります。

段階ごとに、何が期間を決めるのか

入校から免許証まで、どの段階で何が期間を決めるかを並べてみました。どこで時間がかかりやすいかが見えてきます。

段階規則で決まっていること期間を左右すること
入校適性検査を受ける入校日の空き、書類の準備
第一段階技能12時限・学科(一)10時限、技能は1日2時限まで予約の取りやすさ、学科の進み具合
仮免修了検定の日から3か月以内に学科試験まで合格検定日と学科試験の日程
第二段階みきわめの翌日以降に開始、技能は1日3時限まで路上や高速の予約、学科(二)の進み具合
卒業教習を修了した日から3か月以内に卒業検定検定日の空き
本免卒業検定の日から1年以内に試験場で合格試験場に行ける平日

こうして見ると、規則そのものより「予約」と「日程」が期間を左右している所が多いですよね。逆に言えば、そこを工夫すれば期間は縮められるということです。

教習の期限は9ヶ月

普通免許の教習は、規則で9か月以内に修了すると決まっています。どんなにゆっくり通う人でも、この期限の中で第二段階まで終える必要があります。

期限が切れた時の話は車校の期限は9か月|過ぎたらどうなる?で詳しく説明しています。

車校の期間を左右する3つのもの

先に結論

自車校の期間は「規則で決まっていること」「車校の混み具合」「自分の予定」の3つで決まります。規則は変えられませんが、残りの2つは申し込む時期と予定の組み方で調整できます。

『友達は2か月で取れたのに、自分は半年かかった』という話、よく聞きますよね。実はこの差は、運転の上手い下手より、3つの条件の違いから生まれることが多いんです。

1 規則で決まっていること(変えられない)

時限数、1日の上限、みきわめの翌日以降に第二段階へ進むこと、9か月の期限は、どの指定教習所でも同じです。ここは誰が通っても短くできない部分です。

検定にも決まりがあります。修了検定や卒業検定に不合格だった時は、1時限以上の補習を受けてから再挑戦します。

2 車校の混み具合(時期で変わる)

同じ車校でも、時期によって予約の取りやすさが大きく変わります。文部科学省と警察庁の事務連絡では、指定教習所は例年1月から3月が繁忙期で、予約が取りづらくなるとされています。

その理由の一つが、高校生がこの時期に集中して入所することです。秋田県警察も、2月と3月は学科試験を受ける高校生や大学生で大変混雑すると案内していました。

合宿でも通いでも、規則は同じ

『合宿なら特別に早く終わるの?』と思う方もいるかもしれません。実は、法令では合宿か通いかで、時限数や1日の上限、期限は区別されていないんです。

合宿の期間が短くなりやすいのは、毎日の予定が最初から組まれていて、予約待ちや間が空く日がほとんどないからです。決まりは同じで、空白の日を減らしているだけ、と考えると分かりやすいですね。

3 自分の予定(通える日と時間帯)

平日の昼に通えるか、夜や休日だけか、テスト期間やアルバイトで何週間か空くか。こうした自分の予定が、週に何時限乗れるかを決めます。

例えば、こんな会話になることもあります。

「来週から試験期間で、2週間くらい来られないんです」
「分かりました。その前後で予約を多めに入れておきましょうか」

期間を短くしやすい条件
  • 平日の昼間に通える日がある
  • 繁忙期を外して入校できる
  • 予約をまとめて先に入れられる
  • 学科を技能と並行して進められる
期間が延びやすい条件
  • 夜や休日しか通えない
  • 1月から3月に入校する
  • 乗るたびに次の予約を探している
  • 学科が後回しになっている
車校の期間を決める規則、車校の混み具合、自分の予定の3つをまとめた図解

通い方のタイプ別に見ると

同じ車校でも、通える時間帯によって進み方が変わります。よくある3つのタイプで考えてみました。

タイプ通いやすい時間期間を短くするコツ
平日の昼に通える学生授業の空きや長期休み長い休みに予約をまとめて入れる
学校帰りの高校生平日の夕方と休日繁忙期より前に入校して、夕方の枠を早めに取る
平日の夜と休日に通う社会人夜と週末休日に2時限、平日夜に1時限など、週の型を決める

夕方や休日の枠は、どの車校でも人気が集まりやすい時間帯です。昼間に通える日が少しでもあるなら、その日を使うだけで進み方が変わってきます。

通う頻度で車校の期間はどう変わる?

先に結論

技能31時限(AT)を、週に何時限乗れるかで割ると、技能にかかる週の数がおおよそ出ます。週2時限なら16週ほど、週5時限なら7週ほどです。ここに検定、補習、予約待ちの分を足して考えます。

『自車校って何ヶ月かかるの?』という疑問には、この計算がいちばん近い答えになります。下の表はATの技能31時限を、毎週同じペースで乗れた場合の単純な計算です。

週に乗れる技能の時限数と期間の目安

1週間に乗る技能技能31時限にかかる週の数(計算)9か月の期限との関係
1時限31週余裕がほとんどない
2時限16週ほど補習や予約待ちがあっても間に合いやすい
3時限11週ほど余裕を持って進められる
5時限7週ほど短めに終えやすい
毎日上限まで技能だけで13日ほど短期コースや合宿に近い組み方

この表には、修了検定と卒業検定、仮免の学科試験、学科の時限、補習は入っていません。実際の期間は、ここから少し長くなると考えておきましょう。

MTの場合は第二段階が4時限多いので、そのぶん週の数も増えます。週2時限なら2週間ほど長く見ておくと安心です。

何日かかるかは「乗れた時限」で数える

『何日かかる?』と考える時は、通った日数より「乗れた時限の数」で数えるのがコツです。予約が1時限しか取れない日が続くと、通った日数のわりに進みません。

車校のスケジュール表をもらったら、技能の残り時限を書き出して、週に何時限入れるかを先に決めてみてください。組み方は車校のスケジュールの組み方で詳しく説明しています。

免許取れるまでの期間には「本免」も入る

車校を卒業しても、まだ免許証は手元にありません。卒業後に運転免許試験場で適性試験と本免の学科試験を受けて、合格すると免許証が交付されます。

卒業証明書は、卒業検定の日から1年以内なら本免の技能試験が免除されます。期限は長めですが、試験場は平日に受け付ける所が多いので、本免に行く日も予定に入れておきましょう。

自分の期間を計算する時のチェック
  • AT・MTのどちらで取るかを決める
  • 1週間に技能を何時限乗れそうか数える
  • テストや旅行などで通えない週を書き出す
  • 入校する時期が1月から3月にかかるか確かめる
  • 卒業後に試験場へ行ける平日を考えておく

車校の期間が長引く原因と、その防ぎ方

先に結論

期間が長引く原因は、予約が取れない、間が空く、学科が残る、検定や補習が重なる、の4つが中心です。どれも入校前の確認と、乗った日のうちに次の予約を入れる習慣でかなり防げます。

『気づいたら半年たっていた』という人も少なくありません。長引く理由を先に知っておくと、同じつまずきを避けやすくなります。

長引く原因と防ぎ方の一覧

長引く原因よくある場面防ぎ方
予約が取れない繁忙期に入校して空きがない繁忙期を外すか、入校前に空き状況を聞く
間が空くテストや旅行で数週間行かない空く前後に予約を寄せておく
学科が残る技能だけ進めて学科(一)が足りない技能と学科を並行して受ける
検定・補習が重なる不合格で補習と再検定を待つ苦手な所を早めに教官に聞く
仮免まわりの手続き修了検定のあと学科試験が遅れる検定に受かったら早めに学科試験を受ける

国民生活センターは、10月から地元の教習所に通っていた高校3年生が、予約が取れず3月になっても仮免まで届いていないという相談を紹介しています。そのうえで、契約前に免許取得までの所要期間や予約の取りやすさを確かめるよう呼びかけていました。

車校の期間が長引く原因と防ぎ方を並べた図解

仮免の前後は、思ったより日程がかかりやすい

見落としがちなのが、修了検定から仮免許を受け取るまでの日程です。検定の日、学科試験の日、仮免の交付と、自分の都合だけでは決められない日が続きます。

修了検定に受かってから3か月以内に学科試験まで合格すれば、技能試験は免除されます。期限には余裕がありますが、ここで間を空けると第二段階に入るのも遅れるので、検定に受かった週のうちに学科試験の日を決めておくと安心です。

入校前に聞いておきたいこと

期間を短くしたいなら、申し込む前の確認がいちばん効きます。受付ではこんなふうに聞いてみてください。

「この時期に入校すると、だいたい何週間くらいで仮免まで行けそうですか?」
「今は混んでいるので、夕方より昼の時間帯のほうが取りやすいですね」

入校前に確かめること
  • 入校したい時期の予約の混み具合を聞く
  • 夜や休日の空き具合を聞く
  • 予約をまとめて先に取れるかを聞く
  • 短期コースなど日程を組んでくれるプランがあるか聞く
  • 卒業したい時期を伝えて間に合うか相談する
よくある失敗

「いつでも行ける」と思って予約を後回しにすると、気づいた時には空きが埋まっていることがあります。乗った日のうちに次の予約を入れる習慣をつけておきましょう。

期間を短くしたい時にできること

すでに通い始めていて、少しでも早く終えたい人もいますよね。今からでもできることを挙げておきます。

今から期間を縮める手順
  1. 技能の残り時限と、学科の残り時限を書き出す
  2. 学科が残っていたら、技能のない時間に先に受ける
  3. 空いている時間帯(昼など)を受付で聞き、そこに予約を寄せる
  4. キャンセル待ちの仕組みがあるか聞き、使える時は使う
  5. 日程を組んでもらえるプランに切りかえられるか相談する

キャンセル待ちや日程を組むプランがあるかどうかは、車校によって違います。予約の取り方のコツは車校の予約が取れない時は?でも紹介しています。

最初から日程を決めて一気に取りたい人は、短期コースの仕組みを車校は最短何日で卒業できる?で確かめておくと計画が立てやすくなります。

ここまで読んで、『今の予定だと通いでは時間がかかりそう』と感じた方もいるかもしれません。長い休みにまとめて取りたい人や、近くで予約が取りやすい車校を探したい人は、合宿免許や車校の探し方も知っておくと選択肢が広がります。

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「何ヶ月かかる?」車校の期間のよくある相談

先に結論

期間の相談で多いのは、週3回なら何ヶ月か、補習なしなら普通はどれくらいか、期間内に終わらなかったらどうなるか、の3つです。どれも時限数と期限の決まりから答えを出せます。

実際によく見かける相談を、内容をまとめて紹介します。同じことで迷っている方は、自分の状況に置きかえて読んでみてください。

相談1 週3回通うとして、何ヶ月で免許が取れる?

閲覧が特に多かったのがこの相談です。1回に1時限ずつ乗るとすると、ATの技能31時限は11週ほどかかる計算になります。

そこに検定、仮免の学科試験、補習、予約待ちが加わるので、実際はもう少し長くなると見ておきましょう。1回に2時限乗れる日があれば、そのぶん早まります。

週3回のうち1日でも2時限乗れる日を作れると、週4時限になります。技能31時限なら8週ほどの計算なので、1回あたりの時限数も一緒に考えてみてください。

ただし、第一段階は1日2時限までです。第二段階に入ると1日3時限まで受けられるので、後半ほど進めやすくなります。

相談2 補習なしで済んだ場合、普通はどれくらい通う?

高校生の方から、「補習を取らずに済んだら、どれくらいの期間通うのが普通?」という相談がありました。補習がなくても、期間を決めるのは時限数より「週に何時限乗れるか」です。

例えば学校帰りに週2時限なら、技能だけで16週ほどです。学科(一)と学科(二)の26時限も、技能の合間に受けていく必要があります。後期試験の前後で通えない時期があるなら、その週の分も足して考えておくと安心です。

相談3 期間内に終わらなかったらどうなる?

「車校の期間内に終わらなかったら?」という相談もありました。規則では、卒業検定を受けられるのは9か月の期限内に教習を修了した人です。

期限を過ぎた時の扱いや、再入校・返金については車校ごとの決まりになります。期限が近い人は、まず受付で残りの時限と予約の取り方を相談してみてください。

相談4 仮免を取るまでに時間がかかりすぎて、仮免の期限も心配

「やっと仮免に受かったけれど、車校の期限も仮免の期限も近い」という相談もありました。仮免許の有効期間は、道路交通法で適性試験を受けた日から6か月です。

仮免の6か月と、教習の9か月は別々の期限です。仮免を取っても教習の期限が延びるわけではないので、近い方の期限に合わせて第二段階の予約を詰めておきましょう。

補足

教習期間の延長について聞く人もいますが、規則にあるのは「9か月以内に修了」という期限です。病気など、やむを得ない理由がある時の扱いは都道府県警察の要領で決まっている例があるので、心配な時は早めに車校に相談しておきましょう。

よくある質問

車校の期間の平均は何ヶ月ですか?

警察や業界団体が出している平均期間の数字は見当たりません。期間は通う頻度と予約の取りやすさで大きく変わるので、技能の時限数を週に乗れる数で割って計算してみるのが確かです。

車校は何ヶ月までに卒業しないといけませんか?

普通免許の教習は、道路交通法施行規則で9か月以内に修了すると決まっています。数え始めの日は通う車校の案内で確かめておきましょう。

自車校の期間は、ATとMTでどのくらい違いますか?

規則の時限数では、第二段階の技能がATは19時限、MTは23時限で、MTのほうが4時限多くなります。週に乗れる時限数が同じなら、そのぶん期間も長くなります。

車校が混む時期はいつですか?

文部科学省と警察庁の事務連絡では、例年1月から3月が繁忙期とされています。この時期に入校すると予約が取りにくく、期間が長くなりやすいです。

車校を卒業したら、すぐに免許証がもらえますか?

卒業後に試験場で適性試験と本免の学科試験に合格すると、免許証が交付されます。卒業証明書は卒業検定の日から1年以内なら本免の技能試験が免除されます。

まとめ

この記事の要点
  • 車校の期間に公的な平均の数字はなく、通う頻度と予約の取りやすさで決まる
  • ATの技能は31時限、MTは35時限が最短で、1日の上限は第一段階2時限・第二段階3時限
  • 週2時限なら技能だけで16週ほど、週5時限なら7週ほどが計算の目安
  • 1月から3月は繁忙期で予約が取りにくく、期間が延びやすい
  • 教習は9か月以内に修了し、卒業後は試験場で本免を受けて免許証をもらう

入校から免許証までの順番は車校の流れ|入校から卒業・免許取得までの順番で確かめられます。車校全体のことは車校とは?免許を取る流れ・期間・費用の全体像もあわせて読んでみてください。

車校ガイド

車校ガイド 編集部

車校(自動車学校・指定自動車教習所)の選び方や申し込み・入校準備から、学科・技能教習、効果測定・検定、卒業後の本免試験までを、これから通う人と通っている人が落ち着いて準備できるように整理している情報サイトです。 公式サイト

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